Leon大聖堂

Leon 大聖堂　El Camino de Santiago（サンティアゴへの巡礼路）その３

サンティアゴへの巡礼路　その第３夜 _story(716)　2006.12.27　(2006.12.26の日記に続きます。)　
　（2004.9.2-9.20の旅を新しい絵を挿入し、その後得た多くの情報をもとに回想しています。）

El Camino de Santiago（サンティアゴへの巡礼路）は、El Camino Aragones（アラゴン街道）の起点Pueto de Somport(プエルト・デ・ソンポート:846.1km)、El Camino Frances（フランス街道の起点:Saint-Jean Pied-de-port(サン・ジャン・ピエ・ド・ポー:772.0km)
から、２つの街道が西に伸び、Puente la Reina（プエンテ・ラ・レイナ:681.0km）で合流し残された681.9kmをSantiago de Composteraまで歩くという道のりです。

El Camino de Santiagoにはいくつかの大きな町があります。
Logrono,(ログローニョ:610.0km)、Burgos(ブルゴス：484.3km）、Leon,(レオン:306.8km),
Astorga(アストルガ:258.5km)、Ponferrada(ポンフェラーダ:205.2km)、Sarria(サリア:115.6km)
など。

最終地点で、証明書を交付してもらうためには、徒歩では最低100km、自転車では200kmを踏破せねばなりません。

徒歩では一番手前のSarria（サリア）という都市が115.6km手前にあるため、ここから歩くという観光客もあります。自転車ではPonferrada(ポンフェラーダ:205.2km)からの走破が必要です。

大きな町には、教会がいくつかありますが、巡礼道のハイライトがレオンの大聖堂です。

Lean Cathedral_Stainedglass

大聖堂のステンドグラスは、フランス・シャルトルの青のステンドグラスと匹敵する感動のステンドグラスです。
聖堂内はまさに、光の洪水です。色とりどりのステンドグラスが一気に目に飛び込んできます。太陽からの光線は時間とともに、変化し、パイプオルガンのような光りの響きとなって胸に沁みます。ゴシック建築独特の大伽藍は、窓を大きく取るために、教会構造を強化する目的で周囲に石の塔や、アーチを沢山つけた構造となります。
識字率の低かった昔は、ステンドグラスが教科書で、聖書の物語を絵にしています。
スケッチの壁画は、その一部で、物語の一部です。

おりしも当日はここで、結婚式が行われていました。
昨日の絵はカテドラル周辺の商店街の風景。昔ながらの商店街で、そのなかにレストランやバルがひしめき合っていました。

レオンは、相当な観光客。(Saint Isidoro)サン・イシドロ大聖堂、(Saint Marcos)サン・マルコス大聖堂など、見るべきものが多く、巡礼で１日の滞在ではもったいない町です。

Lean Catedral

上の絵はLeon大聖堂のステンドグラス(300°　pm3:15　（描画にすこし時間がかかり、３週間ほど費やしました。）

下の絵はLeon大聖堂の前庭から(0°　pm3:35)(Google Earth ：「Leon」或いは42.601533,-5.572950）

Google Earthのpositionを掲載しています。North,Eastは+、South、Westは-記号がつきます。Search　ウィンドウにこの値を入れますと、Leonの旧市街に飛んでくれます。色んな聖堂の写真も見ることができます。